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3年連続で佐渡にお邪魔しております。新潟から佐渡まで船で渡る際、あらためて「おー」と思った事が。「佐渡おけさ」の音楽が流れた際に感じた事です。

 

今日はそんな「音」とリピーターとの関連性についてお話しします。

 

 

リピートに欠かせない「記憶想起」

ニュースレターやメルマガで継続コンタクト。ポイントシステムで収集欲を刺激。レコメンド機能で特別感。リピーター獲得のためには実に様々な切り口があるように見えます。

 
が、実は上記の切り口全ては

「いざという時に思い出してもらう」

これに帰結します。

 
つまり、リピーター創出で最も重要なキモは

「いざという時に思い出してもらう」

コレに尽きるのです。

 
いかに思い出してもらうか。この記憶想起の仕組みをいくつ作れるかが勝負になります。

 
そこで今回は、まえがきでもお伝えした「音」を使った記憶想起の仕組み作りについてお話ししていきたいと思います。

 

 

 

ヒムロックを聴いて思い出した事

昔バンドをやっていた事もあって、今でもWOWOWで音楽ライブの番組をよく観ます。先日、突然の引退を発表したヒムロックこと氷室京介の特番をやっておりまして。

 
するとですね、

 

アタマの中が急に高校生時代の記憶でいっぱいになります。学校帰りのカラオケ。学校帰りにたまっていたダイエーのフードコート。友人に失恋の愚痴を聞かされた喫茶店。等々。

20年以上前の記憶が次々に、しかも鮮やかに蘇るワケです。

 
これが「音」による記憶想起

 
貴方も同じ経験があるんじゃないでしょうか?

 
加えて「音」が凄いのは、その時の情景だけじゃなく感情までもが同時に蘇る事。私も上記の番組を見ている間、甘酸っぱい(?)高校生時代の余韻に浸っておりました(笑)

 
という事はこの「音」を販促に活かさない手はありませんよね。

 

 

 

貴方の「音」は何か?

上述(まえがき)のとおり、佐渡に到着する直前、船の中には

「佐渡おけさ」

の音楽がかかります。

 

これを聞いて、昨年の出来事(セミナー終了後に青年部の皆さんと深酒した事(笑))が鮮明に記憶として蘇りました。

 
昨晩宿泊した宿の露天風呂に浸かってボーっとしている時、聞こえる潮騒でなぜか沖縄の事を思い出しました。

 
等々、「音」というのは記憶を蘇らせる重要なファクター

 
という事で、貴方が発する「音」に注目してください。これは別に貴方自身が発する「音」に限りません。「佐渡おけさ」は意図して使用する音源ですし、「潮騒」は自然に発し続けられる「音」です。

 
予算に余裕があるなら、企業やお店の「ジングル」を作るのも良いでしょう。予算が無くても、貴方の回りで常に発せられている「音」を使う事ができます。

 
「これを聞いたら貴方を思い出す」

 

だけではなく

 

 

「その時の感情までも思い出す」

 
この音のチカラ、侮れません。
是非ご一考ください。


2014/10/02

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