vol.15読めない

講演主催者さまから事前に地図を頂き、最寄り駅からタクシーで向かう際「んー」と思う事がしばしばあります。

その「んー」がリピーター創出にとっての強敵になるのです。

今日はそんなお話を。

 

 

リピーター創出で最も重要な事

それは、いざという時に「思い出してもらう」という事です。

「あ!そういえばあのお店に売ってたな」
「そうそう!あの人がコレの専門だった」

という風に、必要な時に適宜思い出してもらう事が顧客リピートの重要事項です。

 

特に、初回から二回目につながる「転換リピート」においては、この「思い出してもらう」事が必須の事項となります。

※「転換リピート」とは
初回のお客様が二度目のリピートを行う事。二度目以降のお客様の事は「継続リピート」と呼んでいます

 

 

 

「思い出す(記憶想起)」のネックになっているモノ

貴方の書いた文章や作ったチラシに「読めない表記」はありませんか?

FBではこのメルマガのために、ちょっとネタ振りをしてみましたが、

茨城県古河市

さぁ、何と読むでしょう?関東の方でも古河を「ふるかわ」って読んじゃう方、いるんじゃないでしょうか?
(ちなみに正解は「こが」です)

 

また、私の名前もそうです。昔のお金(一万円紙幣等)で使われていたから一圓(いちえん)って読めるだろう。と思っていたら、

「えっと、、、いち、、、まる、、、さんですか?」

と聞かれる事が少なくありません。

 

 

コレです。コレなんです。記憶定着のネックになるのは。

 

 

 

「活字」と「音」がセットで記憶になる

自信をもって読めた時、人はその「音」を記憶に残します。つまり「活字」と「音」がセットになって強い記憶定着が可能になるのです。

「これって何て読むんだろう、、、」

と思ってその活字を眺めても、残念ながら記憶にしっかり残る事はありません。

 

 

自社の屋号等、自身は当たり前のように接している単語でも、見る人によっては読み方がわからず、あやふやな記憶で終わってしまう。

 

これ、本当によく見かけます。
当て字の屋号、発音がよくわからない外国語の店名。それ以外にも幾通りかの読み方がある漢字まで。ふり仮名やローマ字表記など工夫をして、「誰もが読める」表記にする事。これがリピートを促進するひと手間になります。

 
該当される方、是非お取組みを。

 

 

 


2014/09/18

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