2月3日の節分を経て、昨日4日は立春でしたね。
今年から前厄突入という事もあり、普段あまり興味のない「節」に興味津々。その昔、1年のはじめとされた2月4日より、本格的な前厄がスタートいたしました(笑)
このように、ふとしたキッカケで「節」を意識する瞬間って誰にでもある筈です。今回は、この「節」を活用したリピーター創出手法をお届けいたします。
ある時突然、自分事になる「節」
前述のとおり、今までの人生「立春」を意識した事などありませんでした。前日の節分くらいですかね。しかし、今年は「新年スタート」としての立春をなんだかとても意識しています。筋トレを始めちゃったりして。
このように、今までは当事者意識がなく興味もなかった「節」が、ある時突然自分事になるという現象、誰にでもある筈です。という事は、これをリピーター作りに役立てないのはモッタイナイですね。
イベントは「新規開拓」ではなく「リピート復活」に活用
「年末大売出し」や「バレンタインキャンペーン」等々。
日本の二十四節に限らず、あらゆるイベントを「新規開拓を念頭においた」販促に役立てている光景はよく見かけます。これが実にモッタイナイ。この「節」や「イベント」は、リピーターの復活ポイントとして活用する事をお勧めします。新規開拓とリピート取引、どちらが儲かるかの詳細説明は今回省きますが。
バレンタインですよー!おしゃれなチョコいっぱいありますよー!さぁ皆さん買ってくださーい!
という販促ではなく
今年もバレンタイン到来ですね。去年のチョコ、効果の程はいかがでしたか?今年はこんなのどうでしょう?
という販促に変えるのです。かなり大雑把ですが。
予め「リピーター復活ポイント」を設定しておく
前述の「イベント・リピート復活」販促の結果、
「そういえばあのケーキ屋さんで去年チョコレート買ったなぁ。あれから全然行ってなかったけど、また行ってみようかしら。」
なんて事になる可能性も多分にあるワケです。
お客様は貴方の商品が嫌になって離れていったワケではありません。機会が無く時間が経過するうち、ただ何となく足が遠のいているだけなのです。
さぁ、イベントだ。これを機にドカーンと売上を!
という考えを否定はしません。でも、コレ以上にリピーターの復活ポイントとしてのイベント利用。「節」や「イベント」を活用し、できれば毎月この「復活ポイント」を作っておく事をお勧めします。
「節」や「イベント」は目先の売上増大のためではなく、リピーター復活のためにある。
そう考えてみましょう。
(おまけ)
京都の某花街や、大阪の某繁華街では節分の日に「お化け」という仮装イベントが行われます。前年の飲み過ぎを反省し、今年は繰り出す回数を減らすぞ!いや、無くすぞ!などと毎年のように誓っていた私ですが
「今週お化けだから来てよねー」
という連絡で、再び1年間の飲んだくれ生活を始めてしまう。10年程前までの話ですが、こんなエピソードを思い出してしまいました。