年明け早々、有り難いお話しが。
「◯◯の△△さんからご紹介頂きまして」
「是非ともと推薦を頂きましたので」
と、講演のオファーを立て続けに頂きました。この「紹介」を頂くという事、本当に重要です。
今回はこの「紹介(=リピート)」を頂くために最も重要な事。
これをお伝えいたします。
お客様に「えこひいき」される重要性
あの会社に頼めば間違いない。あの人に相談すれば大丈夫だ。
この「えこひいき」という感情。お客様にこの感情を抱いてもらう事の重要性は、説明する必要もありませんね。
お客様の中に「えこひいき」の感情が生まれると、リピートしてくださるのは勿論の事、新たなお客様の紹介や、「今度こんな事考えてるんですが、適当に見繕ってくれますか?」という、なんとも有難いオーダーを頂く事だって可能になります。
このような「えこひいき」の感情をお客様に抱いて頂くためには、一体何をすればよいのでしょうか?
気になるトコロですが、先ずは「えこひいき」という感情の仕組みからご紹介しましょう。
「えこひいき」とは「安心感」
消費行動において、消費者が最も懸念する事。それが「失敗」です。
不味かったらどうしよう?
変なモノ売りつけられたらどうしよう?
すぐに故障したらどうしよう?
このように、「失敗」の恐怖が頭をもたげ、購入を躊躇してしまったり、検討を先送りしてしまいます。
この「失敗の恐怖」を払しょくする「安心感」。これこそが「えこひいき」という感情の正体です。
この「安心感」を得るもっとも効果的な方法が、「人間関係を担保にとる」という方法です。人間関係が崩れてしまうから変な事はしないだろう。という感覚。
つまり
友人だから強引な売込みはされないだろう
まさか身内からぼったくったりしないだろう
という想定ですね。
これが最も失敗を回避できる、つまり安心できる「取引」だと人は考えるのです。
失敗したくない!という恐怖心回避のため、人間関係を担保にとった安心感を求める。この「えこひいき=安心感」をお客様との間に発生させるためには、何をするべきなのでしょうか。
「えこひいき=安心感」とは「親近感」の集合体である
実は、小さな「親近感」の集合体こそが「えこひいき=安心感」という感情です。
この小さな「親近感」を得るためには
継続的な情報発信
を行うのがよいでしょう。
ニュースレーターやお手紙、メルマガやブログ、SNSや動画等。なんでも結構です。継続的に情報を発信し続ける事が重要です。しかし、その際に注意すべきこと。
その情報の「質」も大切ですが、それよりも何よりも重要なのは
「定期的」に「継続」する
という事です。
多くの人が数ヶ月やってみて効果が無いと諦めてしまう情報発信ですが、数ヶ月で効果がでるワケがありません。3年5年と「定期的」に「継続」した人だけが
「えこひいき=安心感」
という感情を抱いてもらえるのです。
無理なく「定期的」に「継続」すれば、えこひいきの対象にして頂ける。紹介を頂ける。丸投げオーダーを頂ける。そう考えると、3年という時間投資は決して無駄ではないですよね。
是非、この「えこひいき」を作るための活動を開始しましょう。