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慌ただしい行脚の旅、年内は終了です。なんとなく今年2014年のスケジュールを振り返っていると、「へぇ」と思う事が。

今年宿泊したホテルについてなのですが、まぁ面白い。今日はそんな1年間のホテル宿泊を振り返りながらの気付きを。

 

 

 

2014年のホテル宿泊数

 

ざっと計算すると280泊でした。まぁ、尋常じゃない数字です。1年の4分の3がホテル泊。まぁ、この数もそうなのですが、私が驚いたのが、110泊が同じグループのホテル。という事実。

 

上記以外でも、静岡でのお仕事の際泊まるホテルはずっと同じ。山口も福岡も、高知も沖縄も。ここに行ったらここに泊まる。こんなルールが(いつの間にか)出来上がっていました。

 

ポイントが貯まるトコロもあれば、別にそうじゃないトコロも。つまり、ポイントという「目に見えるメリット」が決め手になっているワケではなく、各ホテルを選んでいる基準はバラバラ。なんです。

 

 

 

ホテルが定例化すると

当然、泊まるホテルが同じになると、食事する場所や立ち寄るお店、行動のパターンも定例化してきます。

 

あのホテルに宿泊するときは、あのラウンジのあの席でちょっと仕事してから、、、とか、駅を出てあの書店に立ち寄って、、、とか。

 

その地域での行動パターンが定例化。また、そこに関わる人達との人間関係が何となく形成され、完全アウェイの状況からほんの少し脱する事ができます。これがなんとも心地よい。

 

 

 

私生活は極端に「リピーター」な日々。

出張にまつわる事だけじゃありません。普段の生活においても、私は「これ!」と決めたら、以降そればかり。ノート1つにしても。気に入ったノートを10年間使い続けていたりします。東海道新幹線では12年間、ずっと同じお弁当を食べ続けています。

 

何か「オトク」な事があるワケじゃないんですよね。んー、何といいますか、落ち着くというか楽というか。この「何となく」の感覚が最も強烈な「リピーター作り」の要素です。

 

 

 

自ら身を持って経験しなければ、何も始まらない。

この「何となく」の感覚、これは言語化が難しい。「面倒くさい」「落ち着く」「楽」に近い感覚。つまり、思考を必要としない分、脳が楽ちん。この本能的な感覚です。

 

という事は、これは身を持って経験するのが一番。いや、それ以外にこの感覚を体得するのは無理です。

 

さて、貴方は5年以上通っているお店や使っている商品、ありますか?

 
自らが「リピーター」にならずして「リピーター」の気持ちを理解する事は出来ません。自分は都度ネットで最安値を探しているのに、自分の商品や店舗は価格勝負したくない!常連さんを作るぞ!ってのはちょっと都合良すぎかもしれませんね。

 

長々書きましたが、この最後の数行を投げかけたかったのです。
今日のコラム。


2014/12/25

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